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しおさび
ふりがな文庫
“しおさび”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
潮銹
50.0%
潮錆
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
潮銹
(逆引き)
そこで眼ざす鯖の群れが青海原に見えて来ると、一人は
艫
(
とも
)
にまわって
潮銹
(
しおさび
)
の付いた一挺櫓を押す。一人は手製の爆弾と巻線香を持って
舳先
(
へさき
)
に立ち上るのだ。
爆弾太平記
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
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(1作品)
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潮錆
(逆引き)
「それはもう親分さん。品川の沖で、藤六の網に入った時は、
潮錆
(
しおさび
)
で少し汚れておりましたが、近頃はよく拭き込んで、目のさめるような山吹色でございました。そんなに大きくはございませんが、
蘆屋型
(
あしやがた
)
と申すそうで、立派な品でございます」
銭形平次捕物控:092 金の茶釜
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
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