“しいたけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
椎茸96.9%
椎蕈3.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
虫のいるようなのは新しくってもいけません。それに笠が開いたのもいけません。やっぱり椎茸しいたけと同じように笠の開かない肉の厚いのがよいのです。
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
ここからは見えないが、今は赤松か何かの腐木が横たわっている筈だ。いずれあれから椎茸しいたけが生えて来るだろう。
庭の眺め (新字新仮名) / 梅崎春生(著)
そうしてたとえば椎蕈しいたけかさを何枚か積み重ねたような格好をしていて、その笠の縁が特に白く、その裏のまくれ込んだ内側が暗灰色にくま取られている。
小爆発二件 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)