“さんらい”のいろいろな漢字の書き方と例文

(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。

俺は、綽空に双手（もろて）をあげて、賛礼（さんらい）する

親鸞 (新字新仮名) ／吉川英治(著)

うるさくなって、慧春尼は、自分で自分の顔を後には焼け火ばしで烙（や）いたという。次の話は、それ以前の事だろう。或る時、尼は公式の使で円覚寺の壇へ参礼（さんらい）したことがあった。

美しい日本の歴史 (新字新仮名) ／吉川英治(著)

口々からでる讃礼（さんらい）の声を聞くと、董卓はにわかに気が変って

三国志：02 桃園の巻 (新字新仮名) ／吉川英治(著)