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さんちゅうじんじょうぜつ
ふりがな文庫
“さんちゅうじんじょうぜつ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
山中人饒舌
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山中人饒舌
(逆引き)
田能村竹田
(
たのむらちくでん
)
の「
山中人饒舌
(
さんちゅうじんじょうぜつ
)
」とか、渡辺崋山の著書とか、
竹洞
(
ちくとう
)
の「
金剛杵
(
こんごうしょ
)
」とかいうあたりのものは、さすがと思われるが、前の本朝画纂を始め、ひどい
出鱈目
(
でたらめ
)
が、いかにも多い。
随筆 宮本武蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
田能村竹田の
山中人饒舌
(
さんちゅうじんじょうぜつ
)
は「予、宮本武蔵ノ画
布袋
(
ほてい
)
図ヲ蔵ス、筆法
雋頴
(
けいえい
)
、墨色
沈酣
(
ちんかん
)
、
阿堵
(
あと
)
一点、突々人ヲ射ル。又、設色馬十二題図ヲ観ル、朱ヲ施シ粉ヲ
填
(
テン
)
ジ、濃厚ヲ極ム、而シテ俗習ナシ、鞍鞭鑑諸具ニ至リテハ、古式ヲ按ジテ之ヲ作ル」
随筆 宮本武蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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