“さっさなりまさ”の漢字の書き方と例文
語句割合
佐々成政100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこは昔佐々成政さっさなりまさに攻め立てられて逃げ場を失った富樫政親とがしまさちかが馬上から城砦の池に飛び込んだ古戦場であった。
幼年時代 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
俳優は菊五郎、左団次、芝翫しかん、福助の一座で、一番目は「佐々成政さっさなりまさ」、二番目は「め組の喧嘩」であった。
明治劇談 ランプの下にて (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
佐々成政さっさなりまさのさらさら越えではないが、これから美濃尾張の方面へ出るのは平坦な道だが、越中へ入るのは非常なる難路だ、それをひとつ我々で越えようではないか、越中の立山
大菩薩峠:29 年魚市の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)