“さけふくべ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
酒瓢50.0%
酒瓢箪50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
半弓、吹矢、笛太鼓、蹴毱けまり酒瓢さけふくべなどを持ちかざし、おそろしく派手に飾った化粧馬の鞍上あんじょうには、例の兼軍奉行の義弟、殷直閣いんちょっかくがニタニタと乗っていた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「そうかい。ここにも、おらの使っていた酒瓢箪さけふくべやら、鍋や欠け茶碗なぞもころがってるよ。よかったら使うがいいぜ。それとな、夜具はこの隅に。もっと奥には、あんなに炭俵が山と積んである。なにしろ寒いから、冬中はに火は絶やされねえでの」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)