“さくこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
咲子66.7%
柵子33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
堀田原の家で私の総領娘咲子さくこが生まれました。それは明治十年九月五日であった。
この谷中時代に総領娘咲子さくこくしました。亡くなった日は明治二十五年の九月九日でした。まことに残念で、今日でもこればかりはどうも致し方もないことではあるが、残り惜しく思われます。
継室柵子さくこの出である。柵子、後道子と云ふ。柴田芸庵うんあんの妹である。按ずるに渋江氏の伝ふる所の愷が窮時の逸事は、文政の初より天保の初に至る間の事であらう。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)