“さかわがわ”の漢字の書き方と例文
語句割合
酒匂川100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小田原の手前に酒匂川さかわがわという川がある。まだ禁漁中にあの近辺のひとが酒匂川のあゆをよく盗み取りするが、わたしはそれをもらうことがあって、たびたび食ったことがある。
若鮎について (新字新仮名) / 北大路魯山人(著)
東海道の川々、大抵は舟渡しで、大井川と酒匂川さかわがわだけは特別に台輿または肩クマで渡した。
鳴雪自叙伝 (新字新仮名) / 内藤鳴雪(著)
震災後の十月十五日に酒匂川さかわがわの仮橋を渡った。
柿の種 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)