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さいぎしん
ふりがな文庫
“さいぎしん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
猜疑心
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
猜疑心
(逆引き)
チベット国民はほとんど巡査か探偵 のように
猜疑心
(
さいぎしん
)
を起し外国人に対しては非常の注意を持って
穿鑿
(
せんさく
)
するという有様である。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
で、続けて言いますがね、あなたはその
猜疑心
(
さいぎしん
)
のために、鋭い機知を持ちながら、事物に対する健全な判断力までなくしてしまわれたのです。
罪と罰
(新字新仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
血統というものは恐ろしいものである。酒飲みの子供は、たいてい酒飲みである。頼朝だって、ただ
猜疑心
(
さいぎしん
)
の強い、攻略一ぽうの人ではなかった。
花吹雪
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
さいぎしん(猜疑心)の例文をもっと
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