“ごぼうぬ”の漢字の書き方と例文
語句割合
牛蒡抜100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ところが、やって見て驚きましたよ、大釜に一杯湯をわかして、流しにたらいを置いて、病人をとこから牛蒡抜ごぼうぬきにつれ出して見ましたが、臭いの臭くないのって——」
銭形平次捕物控:239 群盗 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
米友は籠ぐるみ牛蒡抜ごぼうぬきにした恰好で抱き出して来て、そうして炉辺の一方へ押据えたが、動揺を防ぐために、のし板を持って来てあてがった上に、沢庵石たくあんいしかなにかを臨時の押えとして重しをかけ
大菩薩峠:36 新月の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)