“ごふはら”の漢字の書き方と例文
語句割合
業腹100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「あんなのを送つた日にや、八丁堀の旦那衆から、どんなお小言が出るか判らない。業腹ごふはらだがたうとう繩を解いて了つたよ」
業腹ごふはらながら爺さんの言葉通りに、荒壁の上塗だけは越してから塗ることにして、九日曉荷物を運び込む故、疊だけは必ず敷いておいて呉れ、と固くも頼んで
樹木とその葉:04 木槿の花 (旧字旧仮名) / 若山牧水(著)
若者はそれなり鳧をつけてしまふのが業腹ごふはらだつたと見えて、よくも考へないで咄嗟に泥土をひと塊りつかみあげるなり、それを女房かみさんのうしろから投げつけた。