“ごえつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
呉越100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「天下は、呉越ごえついずれが治めても天下である。法は自立だ」
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
一面、年来の呉越ごえつの敵、越後の上杉家とは休戦を調ととのえて、専ら、志向を南方から西進へ転じて来ているのである。この傾向は、信長にとって、実に、何ものよりも警戒を要するところだった。
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)