“こほうげん”の漢字の書き方と例文
語句割合
古法眼100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
元信は御承知の通り古法眼こほうげんで、この人もまた、ある点では永徳以上のものを持っていました。
大菩薩峠:31 勿来の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
巨勢こせ金岡かなおかもあります、光長も、信実のぶざねもあります、土佐もあります、雪舟せっしゅう、周文、三阿弥あみ、それから狩野家にも古法眼こほうげんがあります、その後に於ても探幽があり、応挙があり……
大菩薩峠:31 勿来の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
徳川を倒せるかも知れないが、その力で古法眼こほうげんの絵を一枚作るわけにはいかない——
大菩薩峠:24 流転の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
左様——あすこにはあれで、古法眼こほうげんもいれば、永徳えいとくもいるはず。
大菩薩峠:24 流転の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)