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こなんど
ふりがな文庫
“こなんど”の漢字の書き方と例文
語句
割合
小納戸
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小納戸
(逆引き)
だが、こんな日でも、悠長なのは、そこここと退屈なく遊んでいる鹿と、お
小納戸
(
こなんど
)
の隣りでする
薬研
(
やげん
)
の音だった。
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
急に其の暮松蔭大藏は五十石取になり、
御近習
(
ごきんじゅう
)
お
小納戸
(
こなんど
)
兼勤を仰付けられました。
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「どういうご趣向にあそばしますか、お
小納戸
(
こなんど
)
の
剣持与平
(
けんもちよへい
)
なども、お支度に気をもんでおりましたが」
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
すでに、五更にも近くなると、
小納戸
(
こなんど
)
の者が、火桶を代えに来た。しんしんと寒さが覚えられたからである。また、燈芯の灯を
剪
(
き
)
って、新しく油皿へ油を注ぎ足された。
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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