“こっとうてき”の漢字の書き方と例文
語句割合
骨董的100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二人の言う処はいずれにしても江戸の声曲を骨董的こっとうてき愛玩あいがんするという事に帰着するのである。
雨瀟瀟 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
その骨董的こっとうてき風致に加うるに、若い娘にふさわしい快活優美な小さな道具をもってした、すなわち、戸棚とだな、本箱と金縁の書物、文具箱、吸い取り紙、真珠貝をちりばめた仕事机、銀めっきの化粧箱
骨董的こっとうてき名品めいひんとして知られているが、容易に手に入る品ではない。
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂野村あらえびす(著)