“こいろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
小色50.0%
小情婦33.3%
濃色16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さんざッぱら恥をかかして置きやがって、今更腹にもない悪体あくたいをついたもよく言えたもんだ。それ程おれが可愛けりゃ小色こいろの一人や二人大目に見て置くがいい。
あぢさゐ (新字新仮名) / 永井荷風(著)
「馬鹿野郎、餘計な事を言ふな。それより小情婦こいろの一人も拵へることを考へろ、さうすると手前も少しは悧巧になるぜ」
箔についても、濃色こいろがあり、色吉いろよしがある。中色なかいろ、青箔、常色つねいろ等がある。その濃色は金の位でいうとヤキきんに当る。色吉が小判で、十八金位に当る。