“こいしる”の漢字の書き方と例文
語句割合
濃汁100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ブリキ家根の小屋もほかに二ツ三ツあったが、いずれも日の光りがまぶしい程照り付けている。桶の中には、どろどろした原油が溢れていると見えて、黒い周囲に垂れ下った漆のような濃汁こいしるしたたっていた。
暗い空 (新字新仮名) / 小川未明(著)