“げんげつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
弦月83.3%
絃月16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雲間からヌッと顔を出した弦月げんげつの光に、高く盛りあがった濤頭なみがしらが、夜目にも白々と映った。
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
天の一方には弦月げんげつが雲間から寒い光を投げて直下の海面に一抹の真珠光をただよわしていた。
札幌まで (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
象牙ざうげかたどる絃月げんげつ
春鳥集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)