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ぐれん
ふりがな文庫
“ぐれん”の漢字の書き方と例文
カタカナ:
グレン
語句
割合
紅蓮
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
紅蓮
(逆引き)
と、雲水の僧は、やおらかたえの
囲炉裏
(
いろり
)
の上へ半身をかがめた。左手に右の衣袖を収めて、
紅蓮
(
ぐれん
)
をふく火中深くその逞しい片腕を差し入れた。
閑山
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
幸ひ有明の行燈の灯がまだ消えず、
背
(
そびら
)
に迫る焔は、時々
紅蓮
(
ぐれん
)
の舌を吐いて、咄嗟の間ながら、疊の目まで讀めさうです。
銭形平次捕物控:215 妾の貞操
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
ところが敵は昇らなかったが、猛火がこの大仏殿に燃え移った。火の手は大仏殿を包んだとみるやどす黒い煙が噴き出し、やがて
紅蓮
(
ぐれん
)
の焔をあげた。
現代語訳 平家物語:05 第五巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
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