“くんにく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
燻肉50.0%
葷肉50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひとりの貧しい身装みなりをした娘が、汽車の窓のところに来て、麺麭ぱん燻肉くんにくと復活祭の卵を売ろうとしている。
ドナウ源流行 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
今いう通り、寺院に猫——寺院というものは葷肉くんにくを断つことを原則としているのだから、寺院の庫裡に養われる猫は営養が不良でなければなるまい。何を食って生きている。
大菩薩峠:40 山科の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)