“くわのみでら”の漢字の書き方と例文
語句割合
桑実寺100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
旅舎は秀吉のきもいりで、桑実寺くわのみでら奥院おくのいんをあててある。さっそく直家はそこへ戻って、式服を解くとすぐ云い出した。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「今朝から天守でおさしずでしたが、今し方、お退さがりあって、桑実寺くわのみでらで御休息中です」
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
庭面にわもも、屋根も、霜が白い。桑実寺くわのみでらの広間小間には、また燈火ともしびを立てている。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
秀吉の一行が泊った桑実寺くわのみでらの宿所は、まだ混雑していた。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
桑実寺くわのみでらもある。——常楽寺じょうらくじも描いてある」
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)