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くらくら
ふりがな文庫
“くらくら”の漢字の書き方と例文
語句
割合
眩々
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
眩々
(逆引き)
武松は半ば
眩々
(
くらくら
)
としたまま、ぷいと
戸外
(
そと
)
へ飛び出してしまった。やや我に返っていたのは、外の風に吹かれてからのことである。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
途端に私は、眼の前が
眩々
(
くらくら
)
っとした。どこをどう走ったのか、家まで駈けている道が私にはわからなかった。
陰獣トリステサ
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
あの冷たいまでに艶美な妻が、あろうことかあるまいことか! そんな
汚
(
けが
)
らわしい真似をしていると考えると、眼の前が真っ暗になったような気持がして、思わず私は
眩々
(
くらくら
)
っとした。
陰獣トリステサ
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
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