“くにのみや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
久邇宮66.7%
恭仁京33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
久邇宮くにのみや邸へは、毎週一度ぐらいずつ呼び出された。当時の皇族、朝融あさあきら王殿下は三十年にわたるファンでもあり、一流のレコード蒐集家でもあった。私の家へ訪ねてきて
胡堂百話 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
かつて皇后様の御父君であらせられる久邇宮くにのみや邦彦王殿下に、用人某が殿下の数々の御墨蹟中、とりわけ法隆寺に御下賜のものがお出来栄え、一段にお見事であらせられる旨言上すると、殿下は言下に
次ぎの日——きのうは、恭仁京くにのみやあとをたずねて、瓶原にいって一日じゅうぶらぶらしていました。
大和路・信濃路 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)