トップ
>
くちずく
ふりがな文庫
“くちずく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
口少
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
口少
(逆引き)
口少
(
くちずく
)
なにしとやかによく気をつけて、貞世の欲する事をあらかじめ知り抜いているような岡の看護ぶりは、通り一ぺんな看護婦の働きぶりとはまるでくらべものにならなかった。
或る女:2(後編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
愛子は
煤
(
すす
)
けた
障子
(
しょうじ
)
の陰で手回りの荷物を取り出して
案配
(
あんばい
)
した。
口少
(
くちずく
)
なの愛子は姉を慰めるような言葉も出さなかった。外部が
騒々
(
そうぞう
)
しいだけに部屋の中はなおさらひっそりと思われた。
或る女:2(後編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
くちずく(口少)の例文をもっと
(1作品)
見る