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くいぶち
ふりがな文庫
“くいぶち”の漢字の書き方と例文
語句
割合
食扶持
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
食扶持
(逆引き)
他の居候の三日半の
食扶持
(
くいぶち
)
で、おれくらいの学者が一月飼っておけるとなりゃア損得ずくから考えても、損にゃなるまい。それでも、置いてさえくれりゃア、こっちは大助りだ。
曲亭馬琴
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
食扶持
(
くいぶち
)
を入れる代りに貯金しろと兄貴が嫂の理解を得て言ってくれた。四五年やれば東京へ行く学資が出来る。夜学の大学へ通って高等文官試験を受けようという遠大な計画だった。
合縁奇縁
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
叔母は最初から僕が原稿を書いて
食扶持
(
くいぶち
)
でも入れるものとでも思ってるんでしょう、僕がペンを持っていると、そんなにして書いたものはいったいどうなるの、なんて
当擦
(
あてこす
)
りを云います。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
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