“ぎたん”の漢字の書き方と例文
語句割合
義胆100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかしもし官兵衛の死が救われ、義胆ぎたんの同志十三名がこれによって望みを遂げ得られるとしたら、義妹ひとりの否か応などは問題ではないとも考える。
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
おん頼もしゅう存ずればこそ、それがしも義胆ぎたんをふるい、越中にて御同心のはらをかため申したわけでござる
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と本来の義胆ぎたんから、たちどころに、彼も腹をすえて、仲間入りの一だくを宋江まで申し出た。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)