“きりばな”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
切花50.0%
剪花33.3%
截花16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「そうだ、その花だ。切花きりばなでもいい。鉢植はちうえでもいい。これは理窟に合っているぜ」
一坪館 (新字新仮名) / 海野十三(著)
剪花きりばなに水を替えてやっていると、もうその頃はたいてい八時が過ぎている。
生活 (新字新仮名) / 林芙美子(著)
榛軒は書斎と客間とに插花いけばなを絶やさなかつた。本郷の花総はなそうと云ふものが隔日に截花きりばなを持つて来たのである。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)