“きよしよふぢやう”の漢字の書き方と例文
語句割合
居処不定100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼はせつぱつまつて思ひ悩んだ揚句あげく、全く浮世をてて神仏にすがり四国遍路を思立つた。しかるに、居処不定きよしよふぢやうの身となり霊場をめぐつてゐるうちに、片方の眼が少しづつ見えるやうになつて来た。
遍路 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)