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きょうば
ふりがな文庫
“きょうば”の漢字の書き方と例文
語句
割合
凶馬
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
凶馬
(逆引き)
『いくら名馬でも、惜しいかな、
四白
(
よつじろ
)
だもの。——
馬相
(
ばそう
)
からいっても、
四白
(
よつじろ
)
は、
凶馬
(
きょうば
)
の
相
(
そう
)
としてある』
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
長い
尾毛
(
びもう
)
は地に
触
(
ふ
)
れんばかりであり、ただこの名馬にして、人が、
凶馬
(
きょうば
)
の
相
(
そう
)
ときらう
四白
(
よつじろ
)
の脚もとが目につくが、これまた、雪を踏んでいるかのように、かえって美しい。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
『ふうむ。……それでか』と、清盛はすぐ、
凶馬
(
きょうば
)
の
相
(
そう
)
をおもい出した。——が、また迷信とわらうにちがいない。この男には、いえないのだ。清盛は、心にもない慰めをいった。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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