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きやらまくら
ふりがな文庫
“きやらまくら”の漢字の書き方と例文
語句
割合
伽羅枕
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
伽羅枕
(逆引き)
『読売新聞』で、露伴の『ひげ男』と紅葉の『
伽羅枕
(
きやらまくら
)
』とを同時に掲載する計画を立てたのは、あれは確か二十三年の春頃だつたと思ふ。
紅葉山人訪問記
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
紅葉は当今の欧化主義に
逆
(
さから
)
つて起りし文人なり。純粋の日本思想を以て文壇に重きを持する者なり。われ之を彼が従来の著書に徴して知り、而して「
伽羅枕
(
きやらまくら
)
」に対して初めて其説を堅うするを得たり。
粋を論じて「伽羅枕」に及ぶ
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
『焼継茶碗』だの、『心の闇』だのは、『
伽羅枕
(
きやらまくら
)
』だとか、『紅白毒饅頭』だとかいふ模倣臭、俗気臭のある作品に比べては、余程構造に於て、命意に於て、純な処がある。
尾崎紅葉とその作品
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
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