“きたずみ”の漢字の書き方と例文
語句割合
北角100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
巡査がひげひねって、手続は万事おれがするから好いと云うのを、少しも疑わなかったのである。その頃松永町の北角きたずみと云う雑貨店に、色の白い円顔であごの短い娘がいて、学生は「あごなし」と云っていた。
(新字新仮名) / 森鴎外(著)