“かん/\”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
閑々50.0%
看貫25.0%
貫々25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
豊島町一丁目へは一と走りですが、平次は大して急ぐ樣子もなく閑々かん/\として戀愛論を始めるのです。
落札品の看貫かん/\の際、会社側の人の眼をかすめて、看貫台の鉄盤の下に鉄製の小さな玉を押しこむのが彼の役目である。その装置をすれば、百貫目のものが六十貫にしか掛からぬのだ。
俗臭 (新字新仮名) / 織田作之助(著)
一つ/\貫々かん/\を引いて見ると、どれもこれも、一貫目から二貫目そこ/\で振つて見たところで、チヤリンと言つた音のするのはなく、ゴトリゴトリと異樣な音を立てるだけです。