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からめて
ふりがな文庫
“からめて”の漢字の書き方と例文
語句
割合
搦手
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
搦手
(逆引き)
搦手
(
からめて
)
は、天草灘の波濤が城壁の根を洗っている上に、大手には多くの丘陵が起伏して、その間に、泥深い沼沢が散在した。
恩を返す話
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
おしの、おたみの女連、彦太郎、千吉、文三という小ッちゃい子供連、これをよびあつめて
搦手
(
からめて
)
から話をたぐりよせる。
明治開化 安吾捕物:03 その二 密室大犯罪
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
西中門は城の
搦手
(
からめて
)
である。いい日和で、四五日まえに降って消え残った雪が、道の左右にところどころ、日をうけてぎらぎらと
眩
(
まぶ
)
しく光っている。
竹柏記
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
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