“かなだ”の漢字の書き方と例文
カタカナ:カナダ
語句割合
加奈陀100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
太平丸が最初に報告を受けた時には、その船は加奈陀かなだの北西二百カイリの海上にあったが、それから半年のあいだに二千カイリ以上も西へ来ているのだ。
流血船西へ行く (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
これは、加奈陀かなだと豪州から入ってくる小麦粉に政府が高い関税をかけて防ぎとめたために、日本で耕した小麦の相場が、今のように高くなったのだけれど、それと当時に産額も増してきた。
うむどん (新字新仮名) / 佐藤垢石(著)