“かっしつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
褐漆100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
跫音あしおともなしに、曲尺かねじゃくの角を、この工場から住居すまいへ続くらしい、細長い、暗い土間から、白髪しらががすくすくと生えた、八十を越えよう、目口も褐漆かっしつに干からびた、脊の低い、小さなばあさんが
古狢 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)