“かたよせ”の漢字の書き方と例文
語句割合
片寄100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
要もないに明て見て何か探す容子、箱丁はこやがそっと入れて行った三味線は、棹を継れたまゝ座敷境の紙門ふすまの下へ片寄かたよせられ、客も芸妓も居るか居ないか疑われるほどの静かさであった。
油地獄 (新字新仮名) / 斎藤緑雨(著)