“かたぎりしゅんいち”の漢字の書き方と例文
語句割合
片桐春一100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
古学研究のむしろを開いて、先師遺著の輪講を思い立つ山吹の片桐春一かたぎりしゅんいちのような人がある。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
「これはなかなか立派な本ができましたね。」と寿平次は手に取って見て、「この上木じょうぼくの趣意書には、お歴々の名前も並んでいますね。前島正弼しょうすけ片桐春一かたぎりしゅんいち、北原信質のぶただ、岩崎長世ながよ、原信好のぶよしか。 ...
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)