“かぜふき”の漢字の書き方と例文
語句割合
風吹100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昔のものには風をふせぐために、網で上をおおうたのがある。中で加賀蓑は名があった。『我衣』に「蓑ノ上品ハ加賀ヲ第一トス、表ヘ糸ノアミヲハリ、風吹かぜふきニ着テミノケ吹チラズ」
蓑のこと (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
風吹かぜふきということが一つの様式を備えているうえに、家に一族の集まっていたというのは、祭か法事の場合であったろうが、それへ来合きあわせたとあるからには、すでに幾分の霊の力を認めていたのである。
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)