“かくほう”の漢字の書き方と例文
語句割合
郝萌100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それに近頃彼の側には例の陳宮が付き従っているし、その下には文遠ぶんえん宣高せんこう郝萌かくほうなどとよぶ猛将が手下に加わっておるそうです。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
二使の守りについていた郝萌かくほうは、張飛に出会って、馬上から組み落され、高手小手たかてこてに縛られて、捕虜になってしまった。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
侯成こうせい、はや参れ。郝萌かくほう曹性そうせいも馳け向かえ。——そして高順を助けて、遠路につかれた敵兵を一挙に平げてしまえ」
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
郝萌かくほうを淮南へ飛ばし、袁術の肚を当ってみたわけであるが、先も足もとを見て、妥協しかねる条件を持ち出すなど、不遜な態度を示したので、呂布は自己の面子メンツとしても、また
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
呂布は、直ちに張遼ちょうりょう郝萌かくほうの二大将をよび、各〻へ五百余騎をさずけて
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と、郝萌かくほうの五百騎だけは、使者について、淮南まで随行した。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)