“かいさく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
開鑿97.1%
開塞2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたくしはこれにって、初めて放水路開鑿かいさくの大工事が、既に荒川の上流において着手せられていることを知ったのである。
放水路 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
もしかのレセップス氏が大計画なるパナマ地峡開鑿かいさくの業はたして氏が予期するところのもののごとく一八八九年に成就し、二大洋の連絡を得
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
私はあまりのことに口もきけなかった、大槻が笑いながら何か言おうとした刹那せつな開塞かいさくの信号がけたたましく鳴り出した。
駅夫日記 (新字新仮名) / 白柳秀湖(著)