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おんがへし
ふりがな文庫
“おんがへし”の漢字の書き方と例文
語句
割合
恩返
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
恩返
(逆引き)
で、
私
(
わし
)
もまあ一安心したと云ふもので、幾分かこれでお前の
御父様
(
おとつさん
)
に対して
恩返
(
おんがへし
)
も出来たやうな訳、就いてはお前も
益
(
ますます
)
勉強してくれんでは困るなう。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
それはね、阿父さんが昔あの人の親の世話になつた事があるさうさ、その
恩返
(
おんがへし
)
なら、
行処
(
ゆきどこ
)
の無い
躯
(
からだ
)
を十五の時から引取つて、高等学校を卒業するまでに仕上げたから、それで十分だらうぢやないか。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
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