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おにばば
ふりがな文庫
“おにばば”の漢字の書き方と例文
語句
割合
鬼婆
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鬼婆
(逆引き)
彼女
(
あい
)
の事じゃ、わたしも実に困いましたよ。銭はつかう、
悴
(
せがれ
)
とけんかまでする、そのあげくにゃ
鬼婆
(
おにばば
)
のごと言わるる、得のいかン
媳御
(
よめご
)
じゃってな、山木さん——。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
口をきいてるのを聞くと憲兵かとも思われ、酒を飲んでるところを見ると
馬方
(
うまかた
)
かとも思われ、コゼットをこき使ってるところを見ると
鬼婆
(
おにばば
)
とも思われるほどだった。
レ・ミゼラブル:05 第二部 コゼット
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
この
鬼婆
(
おにばば
)
アの子供ではなかった、という発見は私の胸をふくらませ、私は一人のとき、そして寝床へはいったとき、どこかにいる本当の母を考えていつも幸福であった。
石の思い
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
おにばば(鬼婆)の例文をもっと
(8作品)
見る
“おにばば”の意味
《名詞》
老婆の姿をした鬼。
無慈悲で残忍な老女。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
おにばばあ
おにばばア
ばあ
をにばば
ヤガ