トップ
>
おでまし
ふりがな文庫
“おでまし”の漢字の書き方と例文
語句
割合
御出掛
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御出掛
(逆引き)
九時には帽子を冠って、前垂掛で銀行へ
御出掛
(
おでまし
)
になる。
御休暇
(
おやすみ
)
の日には御客様を下座敷へ通して、
御談話
(
おはなし
)
でした。
旧主人
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
「旦那様ですか。もう
最前
(
とっく
)
に
御出掛
(
おでまし
)
に成りました。貴方、奥様は
先刻
(
さっき
)
から御待兼で御座ますよ」
旧主人
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
並勝
(
なみすぐ
)
れて御人の好い旦那様ですから、どんな
烈
(
はげ
)
しい御腹立の時でも、面と向っては
他
(
ひと
)
にそれを言得ないのでした。旦那様は御自分の髪の毛を
掻毟
(
かきむし
)
って、畳を
蹴
(
け
)
って
御出掛
(
おでまし
)
になりました。
旧主人
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
おでまし(御出掛)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
おでか
おでかけ