“おつぼう”の漢字の書き方と例文
語句割合
乙卯100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この游は安政二年乙卯おつぼう四月六日に家を発し、五日間の旅をして帰ったものである。巻首に「きのとのといへるとし、同じ月始の六日」
細木香以 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
また巻末に添えられた六山寅の七古の狂詩に、「四海安政乙卯年」「袷衣四月毎日楽」「往来五日道中穏」等の句がある。乙卯おつぼうは冬大地震のあった年である。
細木香以 (新字新仮名) / 森鴎外(著)