“おたけぐら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御竹倉75.0%
御竹蔵25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まだ月代つきしろもしない御竹倉おたけぐらの空をじっと眺めていましたが、やがてその眼を私の顔に据えると、低いながらも力のある声で、『どうもしない。一週間ばかり前に離縁をした。』
開化の良人 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
ぶち殺せとののしりおって、竹槍棒ちぎりにて取巻きしが、直ちに刀を抜き、振払い振払い馬場の土手へ駈け上り、御竹蔵おたけぐらの二間ばかりの沼堀へはいり、ようやく逃げ込みしが