“おくのやしろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
奥之社50.0%
奥之院50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
初蝉はつぜみの声が静かだった。ふだんはもうでる人も極めて稀な貴船山きぶねやま奥之社おくのやしろに、今し方、誰か柏手かしわでを打って拝殿のあたりから去って行く気配と思うと
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「牛若さま。ここで一息つきましょう。貴船山きぶねやまです。あれに見えるのが貴船の奥之院おくのやしろ。……ははあ、奴らは麓を走ってゆく」
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)