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おおばんぶるまい
ふりがな文庫
“おおばんぶるまい”の漢字の書き方と例文
語句
割合
大盤振舞
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大盤振舞
(逆引き)
大盤振舞
(
おおばんぶるまい
)
——つまり、惣花主義で会員一同に恨み越えなく行き渡るように公平なる分配を致したいと存じまして、その一万両で、そっくり
大菩薩峠:39 京の夢おう坂の夢の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
頂上に中の茶屋があって、そこに休んで見ると
赤飯
(
せきはん
)
がありました。その赤飯を
大盤振舞
(
おおばんぶるまい
)
にして与力同心、仲間馬方に至るまで食いました。能登守もまたそれを
抓
(
つま
)
んで喜んで食いました。
大菩薩峠:11 駒井能登守の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
先生の唯一の好敵手たる隣りの
鰡八御殿
(
ぼらはちごてん
)
の主人公が、洋行から戻って来た暁には、またぞろ百五十万両もかけて、
大盤振舞
(
おおばんぶるまい
)
をするにきまっていますから、それを見せつけられた日には
大菩薩峠:21 無明の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
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