“おおばんぶるまい”の漢字の書き方と例文
語句割合
大盤振舞100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大盤振舞おおばんぶるまい——つまり、惣花主義で会員一同に恨み越えなく行き渡るように公平なる分配を致したいと存じまして、その一万両で、そっくり
頂上に中の茶屋があって、そこに休んで見ると赤飯せきはんがありました。その赤飯を大盤振舞おおばんぶるまいにして与力同心、仲間馬方に至るまで食いました。能登守もまたそれをつまんで喜んで食いました。
先生の唯一の好敵手たる隣りの鰡八御殿ぼらはちごてんの主人公が、洋行から戻って来た暁には、またぞろ百五十万両もかけて、大盤振舞おおばんぶるまいをするにきまっていますから、それを見せつけられた日には
大菩薩峠:21 無明の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)