“おおにぎわ”の漢字の書き方と例文
語句割合
大賑100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山は暢気のんきだと云っては、みなよく来る。ゆうべ、家中の若侍たちが、一升げて、やって来たので、この番小屋で、平家琵琶へいけびわを弾じるやら、陣中節を謡うやら、大賑おおにぎわいをやった。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それには訳がございます。……ご承知のこととは存じますが、木曽福島には毎年半夏至はんげしの候、大馬市がございまして、諸国から馬持や博労が集まり、いくらとも知れないたくさんの馬の、売買や交換が行なわれ、大賑おおにぎわいを
剣侠 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)