“おおぞん”の漢字の書き方と例文
語句割合
大損100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「しかし又やらなければなりません。日本は今度おとなしかったから、大損おおぞんをしたんです」
凡人伝 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
「もしそうだとすると、君は自国の機密建物を調べていることになって、大損おおぞんをするよ」
東京要塞 (新字新仮名) / 海野十三(著)
現にわたしの知っている者でも、あの銀行騒ぎのために大損おおぞんをした者が幾人もあります。娘の命と掛け換えの大事の金を、どうしてそんな危ないところへ預けて置かれるものですか。
青蛙神 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)