“おおけつひめのみこと”の漢字の書き方と例文
語句割合
大気都比売命100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大気都比売命おおけつひめのみことは、おことばに従って、さっそく、鼻のあなや口の中からいろいろの食べものを出して、それをいろいろにお料理してさしあげました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
そのとき須佐之男命すさのおのみことは、大気都比売命おおけつひめのみことという女神に、何か物を食べさせよとおおせになりました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
「こら、そんな、お前の口や鼻から出したものがおれに食えるか。無礼なやつだ」と、たいそうお腹立はらだちになって、いきなり剣をいて、大気都比売命おおけつひめのみことを一うちに切り殺しておしまいになりました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)